健康寿命を延ばすには

健康寿命 健康情報

誰でも健康で長生きしたいですよね。

 私が健康食品会社で、色々なお客様に健康アドバイザーとして10年余り関わって来た経験をもとに健康に関することを、皆様に少しでも役立て頂ければと思います。
 色々お話を聞く中で、多くの方が一番気にされてることが「迷惑を掛けたくない」「なるべく自分の事は自分でしたい」と言われます。

足腰しっかり、頭もしっかり、子供に迷惑を掛けずにいたいと思いますよね。

普段の生活をどの様に、過ごせば健康寿命を延ばせるのか?

それは、日々の生活習慣が大事です。

では、どの様にすればいいのかと言いますと・・・

適度な運動とバランスの良い食事と睡眠・休養が必要です。

 健康維持、健康寿命(寝たきりにならずに健康的な生活)を延ばすのに必要なこと、病気になりにくい体を作り、精神的にも豊かに、迷惑を掛けずに生きることは、誰しもが望むことと思います。

運動重要性と効果

 身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総脂肪、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率(りんかんりつ)や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められています。
 更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されてます。

 生活習慣病の予防などの効果は、身体活動量「身体活動の強さ」×「行った時間」の合計の増加に従って上昇します。長期的には10分程度の歩行を1日に数回行なう程度でも健康上の効果が期待できます。
家事、庭仕事、通勤のための歩行などの日常生活活動、余暇に行なう趣味・レジャー活動や運動・スポーツなど、全ての身体活動が健康に欠かせないものと考えられるようになっています。
(厚生労働省健康日本21身体活動運動より)

POINT

 日常生活における歩数の増加 目標値:男性9,200歩、女性8,300歩、1日当たり平均歩数で1,000歩、歩く時間で10分、歩行距離で600~700m程度の増加に相当します。
基準値:男性8,202歩、女性7,282歩(平成9年度国民栄養調査)

 膝関節が痛くなる原因として、軟骨がすり減って痛くなるというのはご存じと思います。
痛くなる前に大切なことは、やはり運動を日頃から行い筋力低下により関節を支えられなくなってしまう状態を作らないことです。
 骨は筋肉で支えてますからね。

睡眠・休養の必要性と働き

 「睡眠不足」は、疲労感をもたらし、情緒を不安定にし、適切な判断力を鈍らせるなど、生活の質に大きく影響します。また、こころの病気の一症状としてあらわれることが多いことにも注意が必要です。
 近年では睡眠障害は高血圧や糖尿病の悪化要因として注目されているとともに、事故の背景に睡眠不足があることが多いことなどから社会的問題としても認識されてきています。

 

「休養」は疲労やストレスと関連があり、2つの側面があります。
1つは「休む」こと、つまり仕事や活動によって生じた心身の疲労を回復し、元の活力ある状態にもどすという側面です。
2つ目は「養う」こと、つまり明日に向かっての鋭気を養い、身体的、精神的、社会的な健康能力を高めるという側面です。(厚生労働省健康日本21栄養・休養・こころの健康より)

 人は寝てる間に体の修復を行います、最初は骨格の修復・疲労の回復、次に内蔵の修復、最後に自律神経の修復を行ってます、途中で起きる方は修復が行われずに、体調不良の原因になると言われてます。

快適な睡眠に心がけましょう。

バランスの良い食事とは

 日本人の食生活が、第二次世界大戦以降約50年間に高塩分・高炭水化物・低動物性たんぱく質という旧来の食事パターンから、動物性たんぱく質や脂質の増加等、大きな変化を遂げたことは、感染症や脳出血などの減少の一因となっています。

 しかし一方で、現在、がん、心疾患、脳卒中、糖尿病等の生活習慣病の増加が深刻な問題となってきており、これらの発症に栄養・食生活の関連があると言われております。従って、栄養対策も従来の栄養欠乏から過剰栄養に焦点をあてたものへと転換を図ることが求められております。

 栄養・食生活との関連が深いとされる疾病には高血圧、高脂血症、虚血性心疾患、脳卒中、一部のがん(大腸がん、乳がん、胃がん)、糖尿病、骨粗鬆症などがあります。
これら疾病と関連のある栄養素摂取レベルについては、エネルギー(消費とのバランスとして)、脂肪、ナトリウム、カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミン、カルシウムなどがあげられます。
(厚生労働省健康日本21栄養・食生活より)
 毎日の食事から野菜、果物、乳製品、魚などバランスの良い食事を心がけましょう。

 ところが、年とともに食が細くなり体への吸収率も悪くなるので、補うためには効率よく健康食品(サプリメント)を利用するのもありかと思います。

 健康食品(サプリメント)は食品に分類されていますが、ビタミンやミネラルなど1度に多種類のサプリメントを摂取すると健康被害の可能性が高くなる可能性があります、何種類か摂取している場合は、同じ成分が重複していることもあり、過剰摂取による体調不良も引き起こしかねません。

健康食品・サプリメントの取りすぎには注意しましょう。

 健康寿命を延ばすには、日々の規則正しい生活が重要になってきます。
気を付けて、足腰しっかり、頭もしっかり、寝たきりにならずに、理想のPPK(ピンピンコロリ)を目指しましょう。


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